起業に向けて最近勉強していることとスキルの棚卸し
こんにちは、ぼんです。
子育てや日々の仕事に追われる中で、「このままサラリーマンを続けていていいのだろうか?」という思いが強くなってきました。家族との暮らしを考えると、もっと主体的に働き方を選びたい。そのために「起業」してみようかなという気持ちに傾いてきました。
もちろん、起業は簡単なものではありません。必要な知識やスキルはまだまだ多いですが、これまで積み上げてきた経験も少しずつ土台になってくれています。そこで今回は、私が持っているスキルの棚卸しと、これから伸ばしていきたい分野についてまとめてみます。
スキル・資格の棚卸し(自分の強み)
学びたいことに目を向ける前に、まずは「すでに持っている強み」を整理してみました。
分類 | スキル・資格 | 活かせる領域 | 起業への応用 |
---|---|---|---|
ビジネス/マーケティング | CRM運用、KPI設計、データ分析 | 顧客理解、サービス改善 | 自社サービスのユーザー分析、売上最大化 |
営業経験 | 法人営業、交渉・提案活動 | 顧客開拓、リレーション構築 | 起業初期の顧客獲得、パートナーシップ形成 |
購買経験 | サプライヤー選定、コスト交渉 | 調達、コストマネジメント | 外注管理、サービス運営コスト最適化 |
資格(IT系) | ITパスポート、基本情報技術者 | ITリテラシー、システム理解 | サービス開発の発注・管理、ノーコード活用 |
資格(クラウド) | AWSクラウドプラクティショナー | クラウド基盤の理解 | コスト削減、スケーラブルな運営 |
語学 | TOEIC 890 | 英語での情報収集・交渉 | 海外サービス調査、グローバル展開 |
会計 | 日商簿記3級(勉強中) | 会計・経理の基礎 | 起業初期の経理処理、資金管理 |
ソフトスキル | 交渉力、プレゼン力、マルチタスク | プロジェクト推進 | 営業・資金調達・チームづくり |
ライフスキル | 子育て経験 | タイムマネジメント | 家庭と事業の両立、共感発信 |
営業として顧客に提案・交渉を行った経験、購買担当として仕入れ先とコスト交渉を重ねた経験。これらは「人と向き合い、価値を形にする力」であり、起業家として大切な基礎力だと思っています。
これから伸ばしたいスキル(資格も含めて)
一方で、まだ足りない部分もはっきり見えてきました。今後はスキル習得に加えて資格を活用し、体系的に学んでいきたいと考えています。
分類 | 学びたいスキル | 狙い/活かせる領域 | 起業への応用 | 目指す資格 |
---|---|---|---|---|
会計・ファイナンス | 資金繰り、財務知識 | 事業計画策定、投資判断 | 資金調達、経営管理 | 簿記2級、中小企業診断士(将来的に) |
マーケティング | SEO、SNS広告、CRM高度化 | 顧客獲得、継続率改善 | 集客とリテンション | Webマーケティング検定、Google広告認定資格 |
IT/プロダクト | ノーコード開発、Python基礎 | MVP開発、データ活用 | プロトタイプ検証、サービス改善 | Python3エンジニア認定試験、応用情報技術者 |
マネジメント | リーダーシップ、組織運営 | チーム作り、人材活用 | 拡大期の組織構築 | PMP(プロジェクトマネジメント資格) |
法務・契約 | 契約・知財の基礎 | リスク回避、取引管理 | 外注契約、利用規約策定 | ビジネス実務法務検定 |
グローバル | ビジネス英語強化 | 越境EC、協業 | 海外市場展開 | TOEIC 900点以上 |
資格はゴールではなく「実務に活かすための道しるべ」。学びと実践を両輪にしながら、自分の事業を形にしていきたいです。
子育てと学びの両立
とはいえ、時間は限られています。特に小さな子どもがいると、まとまった勉強時間を確保するのはなかなか難しいもの。そこで私は スマホを活用して隙間時間に学ぶ ようにしています。通勤の合間や子どもの昼寝時間など、10分でも20分でも積み重ねることを意識しています。
また、夫は最近USCPA(米国公認会計士)の資格を取得しました。家庭内で「次は私の番」という感じで役割分担し、互いの勉強時間を尊重しながらやりくりしています。お互いが挑戦を続けているので、「一緒に成長している」という実感が支えになっています。
まとめ
今回あらためてスキルを棚卸ししてみて、「意外と強みがあるな」と感じられた一方で、まだまだ学ばなければならないことも見えてきました。起業というと特別なことに思えますが、実際はこれまでの経験を土台にして、少しずつ足りない部分を補っていく作業の延長なのかもしれません。
子育てや仕事と両立しながらの挑戦になるので、歩みはゆっくりかもしれません。それでも確実に前に進みたい。この記事が、同じように「自分も何か始めたい」と思っている方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。
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